「夏祭り」

皆さん、こんにちは!

相変わらず暑い日々が続いていますが、お盆も済んで皆さんの地元でも夏祭りが開催される事が多いのではないでしょうか?  
今日は「夏祭り」の話題です。  
お祭りというと、現在はイベント・フェスティバルのように解釈されますが、本来は前回も言ったように、「祀る」つまり神様やご先祖の霊に対して行う儀式です。  
特に夏祭りは「除疫祭」、つまり田畑を食い荒らす害虫や疫病の流行を免れる事を願うお祭りです。  
これは昔農耕が人々の生活基盤であった事から、農業にとって重要な時期に神様に祈るお祭りが行われた為、と言われています。  
皆さん、地元で夏祭りがあれば、浴衣姿で団扇を片手に行かれてはどうでしょう?  
地元の人達と親睦が図れますし、特に独身の人は新たな出会いがあるかもしれませんよ(笑)?  

今日は、ここまでです。

2021年8月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

「お神輿」

皆さん、こんにちは!  

今日は、祭りにはかかせない「お神輿」に関する話題です。  
お祭りは、神様と人との大切な信仰的・文化的なコミュニケーションの場です。  
そして、お祭りの代名詞と言えばお神輿です。  
お神輿とは一言で言いますと、神様が神社からお出かけする時に乗る乗物の事を言います。  
由来としては、西暦749年に九州の宇佐神宮の八幡神が、東大寺の大仏建立に無事祈願というお告げを出しました。  
その八幡の神が遷座(移動)するのに、紫色の輿(天皇や皇后の乗物)が用いられた、と言われており、この輿が以後お神輿として世の中に普及していった、と言われています。  
神様は普段は神社に静かに鎮座しておられますが、お祭りの時にはお神輿に乗って出て来られ、自分の管轄地域の人々の下へやってきて、地域の災厄や穢れを吸収して清め、終われば又神社へお帰りになるのです。  
その為、お神輿見物は建物の二階等高い位置から見下すのはとんでもない事!
場合によっては叱られる事もあるので注意願います。  

今日は、ここまでです。

2021年8月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

「盆踊り」

皆さん、こんにちは!  

オリンピックも済んで、いきなり梅雨前線の影響で大雨の日々ですが、いよいよお盆ですね?  
今日は、夏祭りの代表格である「盆踊り」の話です。  
盆踊りは、単なるサマーイベントではありません!  
本来盆踊りは、お盆で帰って来た祖先の霊を慰める「霊鎮め」の行事です。
「念仏踊り」(自分で念仏を唱えながら踊る)から、「踊り念仏」(念仏を唱える人と踊る人が異なる、一遍上人の時宗が代表例)に発展した踊りですが、それが盂蘭盆(お盆)と結びつき、精霊を慰めたり、送り出したりする行事になった、と言われています。  
正式には15日の晩に盆踊りをし、16日に精霊送りをするそうです。  
あの有名な「京都五山の送り火」と、趣旨・内容は同じですね(笑)?  
皆さん、今はお盆真っ盛りですが、上記の主旨をよく理解して地元で盆踊りがあれば、極力参加するようにして下さいね。
それが、故人の冥福を祈る事につながりますよ!  

今日は、ここまでです。

2021年8月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

「お化けとは?」

皆さん、こんにちは!  

怪談は夏の風物詩、背筋も凍る怖い話で暑さを忘れるのも一興ですね?  
ところで怪談には「お化け」「幽霊」「妖怪」等が登場しますが、いったいどこがどう違うのか知ってますか(笑)?  
まずお化けとは、幽霊や妖怪等特異なものの総称とされています。  
つまり、得体のしれない怪しげなもの、異常に変化したもの、又並外れて大きなものを言います。  
これに対して幽霊とは、死んだ人の霊が現れたもので、この世に未練がある為に成仏できず、又あの世にも行けずにさまよう霊(魂)が、生前の人の姿になって現れたものとされています。  
又昔から幽霊は「草木も眠る丑三つ時(真夜中の午前2時から2時半頃)に活動する」と言われており、この丑三つ時に方位を当てはめると、鬼門である丑寅の方角になる為、霊界の門が開くとされ、幽霊は丑三つ時に出るものとされました。   
これに対して、妖怪は人間以外の動物や物から変化したもので、特定の場所から出現し、誰にでも見境いなく脅かすとされています。  
特に古くから伝承されている妖怪は、自然や物事に対する畏怖の念が具現化されたものが多く、「物の怪」「魔物」「妖」等と言われています。  
どうですか? ざ~と述べて見ましたが、少しは涼しくなりましたでしょうか(笑)?  

今日は、ここまでです。

2021年8月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin