皆さん、こんにちは!
連日猛暑が続いていますが、もうすぐお盆ですね(笑)?
という事で今日は、「お盆の由来」についてのお話です。
お盆は、正式には「盂蘭盆」と言い、古代インド語であるサンスクリット語の「ウラバンナ」を漢字にあてはめた言葉です。
昔々お釈迦様の高弟である「目連尊者」がある時、神通力を発揮して死んだ母親を探してみると、餓鬼道に堕ちて飢えに苦しんでいました。
そこで何とか救う方法はないか? とお釈迦様に教えを請い、言われた通り、修行僧にお布施や供養を施したところ、その功徳により母親は無事極楽浄土に往生する事ができたとされており、その時の盛大な法会(布施や供養)がお盆の起源になった、と言われています。
皆さん、お盆のこの時期ぐらいは亡くなった家族の人や、先祖の供養をしてはいかがでしょう?
ちなみに我が家では、僕が嫁さんが作った袈裟を着てお坊さんの恰好をして、仏壇の前でお経をあげるのが恒例の行事です(笑)。
今日は、ここまでです。
7月 2021のアーカイブ
「土用の丑の日」
皆さん、こんにちは!
いつの間にか梅雨が明けて、うだるような暑さが続いていますが、「土用の丑の日」が近いですね?
という事で、今日は「土用の丑の日」に関する話題です。
まず「土用」とは何だ、と思いますか?
これは、中国の五行説による「木火土金水」を四季にあてはめたもので、立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間を「土(用)」と、言うのだそうです。
又昔から日付に十二支を割り当てていたようで、特に夏の土用(立秋前の18日間)に巡ってくる「丑の日」を、「土用の丑の日」と言うようになったそうです。
さらに季節の変わり目である事から「土用の虫干し」をしたり、梅干し・うどん等「う」のつくものを食べたり等と様々な風習や禁忌がありましたが、とりわけ夏の土用は梅雨明けと重なる事から、鰻を食べて夏バテを防止するようになった、と言われています。
皆さん、土用の丑の日(今年は7月28日)には鰻等スタミナのつくものを食べて、何とかこの暑い夏を乗り切りましょうね(笑)。
今日は、ここまでです。
「海の日」
皆さん、こんにちは!
来週木曜日(22日)は「海の日」で、祝日ですね(笑)?
ところで皆さん、海の日の由来はご存じですか?
当初は、1996年に7月20日が「海の記念日」つまり国民の祝日として施行されましたが、2003年に祝日法が改正され、ハッピーマンデーにより「7月第3月曜日」が海の日になりました(今年はオリンピックの関係で特別です)。
祝日になる前は「海の記念日」という記念日でした。
これは、1876年(明治9年)に明治天皇が東北巡幸された時に、軍艦ではなく「明治丸」という灯台巡視船で航海し、7月20日に横浜に無事寄港された事に由来するそうです。
又海の日は、「海の恩恵に感謝すると共に、海洋国家日本の繁栄を願う」という趣旨で、祝日に制定されました。
ちなみに7月1日から31日までの1月間が、「海の月間」になっています。
ただ世界の国々の中で「海の日」を国民の祝日にしている国は、唯一日本だけだそうです(笑)。
皆さん、海の日は特に海の恵み=魚介類等に感謝しましょうね。
今日は、ここまでです。
「お中元」
皆さん、こんにちは!
今日は、「お中元」の由来に関して述べたいと思います。
そもそも古代中国では、上元(1月15日)・中元(7月15日)・下元(10月15日)を合わせて「三元」と言い、罪を償う日として一日中火を焚く風習があったそうです。
これに対して日本では、上元(小正月)・中元の行事はあったようですが、下元はなかったようです。
その為、特に「中元」は、仏教でいうお盆の行事と結合して、広く行われるようになりました。
つまりお盆では亡き人(死者)を供養しお供え物を捧げますが、中元では日頃お世話になった人(生者)に、感謝の気持ちとして贈り物をする事になった、と言われています。
どうですか、お中元の意味が分かりましたでしょうか(笑)?
ところでもうお中元は贈りましたか?
通常は、〜7月中旬頃までに贈りますので、まだの人は直ぐに送って下さいね(笑)!
今日は、ここまでです。
「七夕」
皆さん、こんにちは!
来週はいよいよ「七夕」ですね?
という事で今日は、年に一度織姫と彦星が天の川を越えて出会うとされている「七夕」に関するお話です。
七夕とは、奈良時代に中国から伝わった伝説と、日本古来の風習等が結びついて現在のような形になった、と言われています。
中国から伝わった伝説というのは、遊んでばかりで全然働かない織姫と彦星を天帝が戒め、真面目に働く事を条件に年に一度だけ会う事が許された、という七夕伝説。
日本古来の風習というのは、日本では昔から農村部のお盆(旧暦の7月15日)に祖霊を迎える「禊の行事」がありました。
「先祖祭り」と言って、収穫した麦や雑穀をお供えして、ご先祖様に感謝したそうです。
この2つが合体して「七夕」になった、と言われています。
皆さん、七夕の日には、お子さんと一緒に願い事を書いた短冊を笹竹にぶら下げて、お祈りしてみてはどうでしょう?
案外、願い事が叶うかもしれませんよ(笑)!
今日は、ここまでです。