皆さん、こんにちは!
今日は、「お中元」の由来に関して述べたいと思います。
そもそも古代中国では、上元(1月15日)・中元(7月15日)・下元(10月15日)を合わせて「三元」と言い、罪を償う日として一日中火を焚く風習があったそうです。
これに対して日本では、「上元(小正月)」「中元」の行事はあったようですが、「下元」はもともとなかったようです。
その為、特に「中元」は仏教でいうお盆の行事と結合して、広く行われるようになりました。
つまりお盆では亡き人(死者)を供養しお供え物を捧げますが、中元では日頃お世話になっている人(生者)に、感謝の気持ちとして贈り物をする事になった、と言われています。
どうです、お中元の意味が分かりましたでしょうか(笑)?
ところでもうお中元は贈りましたか?
通常は、〜7月中旬頃までに贈りますので、まだの人は直ぐに送って下さいね(笑)!
今日は、ここまでです。
7月 2020のアーカイブ
「海の日」
皆さん、こんにちは!
来週木曜日(23日)は「海の日」で、祝日ですね(笑)?
ところで皆さん、海の日の由来はご存じですか?
当初は、1996年に7月20日が「海の記念日」つまり国民の祝日として施行されましたが、2003年に祝日法が改正され、ハッピーマンデーにより「7月第3月曜日」が海の日になりました(今年はオリンピックの関係で特別です)。
祝日になる前は「海の記念日」という記念日でした。
これは、1876年(明治9年)に明治天皇が東北巡幸された時に、軍艦ではなく「明治丸」という灯台巡視船で航海し、7月20日に横浜に無事寄港された事に由来するそうです。
又海の日は、「海の恩恵に感謝すると共に、海洋国家日本の繁栄を願う」という趣旨で、祝日に制定されました。
ちなみに7月1日から31日までの1か月間が「海の月間」になっています。
ただ世界の国々の中で、「海の日」を国民の祝日にしている国は、唯一日本だけだそうです(笑)。
皆さん、海の日は特に海の恵み=魚介類等に感謝しましょうね。
今日は、ここまでです。
「土用の丑の日」
皆さん、こんにちは!
あいかわらずジメジメした梅雨が続いていますが、「土用の丑の日」が近いですね?
という事で、今日は「土用の丑の日」に関する話題です。
まず「土用」とは何だ、と思いますか?
これは、中国の五行説による「木火土金水」を四季にあてはめたもので、立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間を「土(用)」、と言うのだそうです。
又昔から日付に十二支を割り当てていたようで、特に夏の土用(立秋前の18日間)に巡ってくる丑の日を、「土用の丑の日」と言うようになったそうです。
さらに季節の変わり目である事から「土用の虫干し」をしたり、梅干し・うどん等「う」のつくものを食べたりと、様々な風習や禁忌がありましたが、中でも「夏の土用」は大体梅雨明けになる事から、鰻等を食べて夏バテを防止するようになった、と言われています。
皆さん、土用の丑の日(今年は7月21日と8月2日)には是非鰻等スタミナのつくものを食べて、何とかこの夏を乗り切りましょうね(笑)。
今日は、ここまでです。
「七夕」
皆さん、こんにちは!
来週は、「七夕」ですね?
という事で今日は、年に一度織姫と彦星が天の川を越えて出会うとされている「七夕」に関するお話です。
七夕は、奈良時代に中国から伝わった伝説と、日本古来の風習等が結びついて現在のような形になった、と言われています。
中国から伝わった伝説というのは、遊んでばかりで全然働かない織姫と彦星を天帝が戒め、真面目に働く事を条件に年に一度だけ会う事が許された、という七夕伝説。
日本古来の風習というのは、日本では昔から農村部のお盆(旧暦の7月15日)に祖霊を迎える「禊の行事」がありました。
「先祖祭り」と言って、収穫した麦や雑穀をお供えして、ご先祖様に感謝したそうです。
この2つが合体して「七夕」になった、と言われています。
皆さん、七夕の日までにお子さんと一緒に願い事を書いた短冊を笹竹にぶら下げて、お祈りしてみてはどうでしょう?
案外、願い事が叶うかもしれませんよ(笑)!
今日は、ここまでです。