皆さん、こんにちは!
最近、子供の日が近いせいか、僕の家の近所では「鯉のぼり」をあげるところが多くなってきました。
そこで皆さんに質問です。
5月5日の「こどもの日(端午の節句)」に鯉のぼりをあげるのは何故でしょうか(笑)?
正解は、もともと鯉は清流のみならず、池や沼地でも生息できる生命力の強い魚です。
中国の黄河上流に「竜門」という激流が連なる滝があり、そこを登り切った魚は霊力が宿って龍になる、と言われていました。
その滝を登りきるほどの勢いのある魚は鯉以外に他になく、ある時一匹の鯉が激しい滝水に逆らいながら竜門を登り切ったところ、鯉は龍に変身して天に昇って行ったという伝説があります。
又中国では龍は皇帝の象徴であり、とても縁起のいいものです。
つまり鯉のぼりは、単に鯉のように元気に育ってほしいという思いだけでなく、人生という激流の中で、遭遇する難関を鯉のように突破して立派な人になって欲しい、という 願いが込められているのです。
皆さん、「鯉のぼり」をあげる理由が分かりましたでしょうか(笑)?
特に男の子がいる家庭では、鯉のぼりを掲げて祝ってあげましょうね。
今日は、ここまでです。
4月 2020のアーカイブ
「精進料理」
皆さん、こんにちは!
今日は「精進料理」についてお話したいと思います。
精進料理は、鎌倉時代初期の禅僧である道元が書いた「典座教訓」という書物に載っている教えから生まれた料理です。
禅寺では、調理の責任者を「典座」と言います。
書物の中では、「食材の良し悪しを気にかけるのではなく、食材に対して真心・誠意をもって無駄にせず、丁寧に調理せよ」と書かれています。
この教えから生まれた料理が「精進料理」です。
その為、精進料理では「けんちん汁」や「きんぴら」は食べやすいように一口サイズに切り、野菜屑を出さないように素材の皮まで使用します。
皆さんも機会があれば、道元の事を思い浮かべながら、一度「精進料理」を食べてみてはどうでしょう?
特に血糖値が高めの人には体にいいかもしれませんよ(笑)。
今日は、ここまでです。
「大阪造幣局の桜の通り抜け」
皆さん、こんにちは!
連日連夜、テレビ・新聞等を見ても例の暗いコロナウイルスの話題しかありませんが、今日はそんな中、明るい話題を一つ「大阪造幣局の桜の通り抜け」についてのお話です。
大阪では花見の名所といえば、「大阪城公園」と並んで「大阪造幣局の桜の通りぬけ」が代表的な花見の名所です。
大阪造幣局の桜の通り抜けは、1883年から戦時中を除いて続き、今年でちょうど135回目だそうです。
特色としまして、通常の花見は桜の品種の一つである「ソメイヨシノ」が中心ですが、大阪造幣局の場合は品種が非常に多い事です。
その為「ソメイヨシノ」は既に葉桜になりかけていますが、それ以外の「八重桜」等の桜は、これから満開を迎える事になります。
僕も一度だけ仕事帰りに行った事があります。
人出も多かったですが、いろいろな種類の桜が咲いていて綺麗でしたよ(笑)!
皆さんも機会があれば、是非一度行かれる事をお勧めします。
今日は、ここまでです。
「鳥取旅行(2)」
皆さん、こんにちは!
今日は「鳥取旅行(2)」として、2日目について感想等を述べたいと思います。
2日目は、三徳山・三仏寺 → 燕趙園 → 白兎海岸・神社という内容で行ってきました。
名前だけ見てると非常にマニアックな観光地ですが、まず「三徳山・三仏寺」は修験道の修行の場で有名なところで、特に奥の院「投入堂」は断崖絶壁に建っているお堂で、国宝に指定されています。
「燕趙園」は、鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして建てられた中国式庭園で、一言で言うと中国式庭園のテーマパークです。
ただ例のコロナウイルスの関係で、来客者は少なかったですね。
「白兎海岸・神社」は、古事記に書かれている有名な神話「因幡の白うさぎ」の舞台となった所です。
縁結びの神である大国主命が祀られている神社だけに、参拝客は若い女性が多かったですね(笑)。
白兎海岸は風光明媚な海岸で、お勧めですよ。
今回行った旅行は以上ですが、観光地がマイナーな為か観光客が少なく、じっくり観光できたのがよかったです(笑)。
今日は、ここまでです。