皆さん、こんにちは 。
先日、大阪の「あべのハルカス美術館」で開催されている「ギュスターブモロー展」へ行って来ました。
モローはフランスの画家です。
当時は印象派等写実主義が主流の中で、モローは人間の内面を見つめ、目に見えない世界を描き出そうとしました。
そのような動きを「象徴主義」といい、モローは「象徴主義の巨匠」と言われています。
フランスのモロー美術館が所蔵する作品の展示が中心でしたが、一番よかったのはユダヤの王女サロメと、洗礼者ヨハネの首の幻影が対峙する「出現」という作品ですね。
皆さんも教科書等で一度は見た事がある作品だと思いますが、原画はよかったですよ(笑)。
「ファムファタル」男性を誘惑し破滅に導く美しき宿命の女、という意味ですが、まさにファムファタルのシンボルと言われる女性が、このサロメです。
皆さん、京都の大文字の送り火(お盆)は終わっても、まだまだ何処へ行っても暑いですから、たまにはクーラーの効いた涼しい美術館で芸術鑑賞はどうでしょう(笑)?
ちなみに、9月23日まで開催されていますからね。
今日は、ここまでです。