「夏祭り」

皆さん、こんにちは。  

相変わらず暑い日々が続いていますが、お盆も済んで皆さんの地元でも夏祭りが開催される事が多いのではないでしょうか?  
今日は「夏祭り」の話です。  
お祭りというと、現在はイベント、フェスティバルのように解釈されますが、本来は 「祀る」、つまり神様や、ご先祖の霊に対して行う儀式です。  
特に夏祭りは「除疫祭」、つまり田畑を食い荒らす害虫や、疫病の流行を免れる事を願う祭りです。  
これは、昔農耕が人々の生活基盤であった事から、農業にとって重要な時期に神様に祈るお祭りが行われた為、と言われています。  
皆さん、地元で夏祭りがあれば、浴衣姿で団扇を片手に行かれてはどうでしょう?  
地元の人達と親睦が図れますし、新たな出会いがあるかもしれませんよ(笑)?  

今日は、ここまでです。

2019年8月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

「ギュスターブモロー展」

皆さん、こんにちは  。

先日、大阪の「あべのハルカス美術館」で開催されている「ギュスターブモロー展」へ行って来ました。  
モローはフランスの画家です。  
当時は印象派等写実主義が主流の中で、モローは人間の内面を見つめ、目に見えない世界を描き出そうとしました。  
そのような動きを「象徴主義」といい、モローは「象徴主義の巨匠」と言われています。
フランスのモロー美術館が所蔵する作品の展示が中心でしたが、一番よかったのはユダヤの王女サロメと、洗礼者ヨハネの首の幻影が対峙する「出現」という作品ですね。  
皆さんも教科書等で一度は見た事がある作品だと思いますが、原画はよかったですよ(笑)。
「ファムファタル」男性を誘惑し破滅に導く美しき宿命の女、という意味ですが、まさにファムファタルのシンボルと言われる女性が、このサロメです。  
皆さん、京都の大文字の送り火(お盆)は終わっても、まだまだ何処へ行っても暑いですから、たまにはクーラーの効いた涼しい美術館で芸術鑑賞はどうでしょう(笑)?  
ちなみに、9月23日まで開催されていますからね。  

今日は、ここまでです。

2019年8月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

「盆踊り」

皆さん、こんにちは!  

お盆も今日で終わりですが、お盆はしっかり休めましたか(笑)?  
今日は、夏祭りの代表格である「盆踊り」の話です。  
最初に盆踊りは、単なるサマーイベントではありません!  
本来盆踊りは、お盆で帰って来た祖先の霊を慰める「霊鎮め」の行事です。
「念仏踊り」(自分で念仏を唱えながら踊る)から、「踊り念仏」(念仏を唱える人と、踊る人が異なる)に発展した踊り(代表的なのものに一遍上人の時宗があります)ですが、盂蘭盆(お盆の事)と結びつき、精霊を慰めたり送り出したりする行事になった、と言われています。  
正式には15日の晩に盆踊りをし、16日に精霊送りをするのもその為だそうです。  
有名な「京都五山の送り火」と、趣旨・内容は同じですね?  
皆さん、このように盆踊りは、お盆の締めくくりにはなくてはならない行事ですので、時間が許す限り極力参加するようにして下さいね!

今日は、ここまでです。

2019年8月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

「お盆」

皆さん、こんにちは!

連日猛暑が続いていますが、いよいよ来週からお盆ですね(笑)?  
という事で今日は、「お盆の由来」についてのお話です。  
お盆は、正式には「盂蘭盆」と言い、古代インド語であるサンスクリット語の「ウラバンナ」を漢字にあてはめた言葉です。  
昔々お釈迦様の弟子である「目連尊者」が、ある時、神通力を発揮して死んだ母親を探してみると、餓鬼道に堕ちて飢えに苦しんでいました。  
そこで何とか救う方法はないのか? とお釈迦様に教えを請い、言われた通り修行僧にお布施や供養を施したところ、その功徳により母親は無事極楽浄土に往生する事ができたとされており、この時の盛大な法会(布施や供養)が後にお盆の起源になった、と言われています。  
皆さん、お盆のこの時期ぐらいは亡くなった家族の人や、先祖の供養をしてはいかがでしょうか?  
ちなみに我が家では、僕が嫁さんが作った袈裟を着てお坊さんの恰好をして、お経をあげるのが毎年恒例の行事です(笑)。  

今日は、ここまでです。

2019年8月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin

「山の日」

皆さん、こんにちは!

8月11日(日)は、「山の日」ですね?  
ところで皆さん、山の日の由来はご存じですか(笑)?  
山の日は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という国民の祝日です。  
特に他の祝日と異なり、山に関する特別な出来事等明確な由来があるわけではなく、 「山の日」を国民の祝日にしようという様々な動きによってできました。  
日本は国土のおよそ7割が山地で、回りを海に囲まれている為、山や海に畏敬の念を抱きながら、それらの恵みに感謝しながら自然と共に生きてきました。  
1995年に「海の日」が国民の祝日になると、山梨県等で山の日ができ、2010年には日本山岳協会等山岳5団体が「山の日制定協議会」を設立し運動が全国に広がると、2014年に「山の日」が制定され、2016年に施行されました。  
皆さん、山の日には特に山の恵みに感謝しましょうね(笑)。  

今日は、ここまでです。

2019年8月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin