皆さん、こんにちは!
先日、京都で食べた味噌汁が美味しかったので、今日は「味噌と醤油」の話です。
味噌は大豆から作られる為、醤油の仲間である事から醤油と味噌の開祖は同一人物で、臨済宗の禅僧「覚心(後の法燈国師)」である、と言われています。
覚心は中国(当時は宋)へ渡り、杭州で修行しましたが、あまりの厳しさに根をあげ、 典座(寺の厨房で働く事)修行に励みました。
当時の禅宗では、普通の修行と典座修行は同一と考えられていました。
そこで覚心は、金山寺で醤油の原型である味噌の作り方をマスターした後、帰国して、南紀・由良に興国寺を開き、中国仕込みの味噌・醤油を広めていったとされています。
又生まれ故郷である信州でも広め、これが「信州味噌」のルーツになったと言われています。
味噌・醤油、共に何処にでもある何気ない調味料ですが、美味しい醤油・味噌を使った料理は、美味しいですよ(笑)!
今日は、ここまでです。
2月 2019のアーカイブ
「梅の花」
皆さん、こんにちは!
立春が終わり、暦の上ではもうすぐ春ですね(笑)?
でもそうは言っても、最近の天気は寒暖の差が激しく、春が近い? と思うと、まだ冬かな? と思ったり、難しい季節ですね(笑)?
この季節、家の近所を散策してますと、梅の花が咲き始めて綺麗ですよ。
梅の花といえば、天満宮で祭られている「菅原道真」を思い出しますね?
自分の出世を妬まれ、左大臣の藤原時平の企みによって北九州の大宰府へ左遷される事が決まり、九州へ出発する時に自宅の庭に咲いている梅に向かって詠んだとされる歌がこの歌です。
「東風吹かば、匂い起こせよ梅の花。主なしとて春な忘れそ!」
皆さんも桜にはまだ早いこの時期、このような短歌を口ずさみながら、梅の花で花見をされてはどうでしょうか?
但し、まだ寒いですが・・・(笑)。
今日は、ここまでです。
「バレンタインデー」
皆さん、こんにちは!
来週は、いよいよバレンタインデー(14日)ですね?
という事で、今日は「バレンタインデーの由来」に関する話題です。
正式には、「聖バレンタインの日」と言います。
西暦3世紀頃のローマで、ローマ皇帝が「若者が戦争に行きたがらないのは、結婚して愛する女性と別れたくないからだ」と思い込み、結婚を禁じました。
ところがイタリア中部のキリスト教の司祭である「聖バレンタイン」が、内緒で結婚させていました。
この事がローマ皇帝の知るところになり、彼は投獄され、処刑された日が「2月14日」 だったそうです。
ちなみにバレンタインデーに女性が男性にチョコレートを送るのは、日本独自の風習だそうです。
もらった人は、ちゃんとホワイトデーにお返しをしましょうね。
さもないと、後が怖いですよ(笑)。
今日は、ここまでです。
「節分」
皆さん、こんにちは!
今週日曜日(2月3日)は、節分ですね?
今日は、「節分」に関するお話です。
節分とは、季節の変わり目を言います。
昔は「せち分かれ」と言って「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の季節の始まりの日の前日を節分と言っていました。
ところが現在では、冬から春になる立春の前日の2月3日だけが節分として残りました。
「立春」は1年の始まりと考えられていて、立春の1日前の節分は大晦日にあたります。
平安時代の宮中では、大晦日に陰陽師によって旧年の厄や災難を祓い清める行事が行われていましたが、それが室町時代以降では豆をまいて悪鬼を外へ追い出す行事へと発展し、それが民間へ定着していったのが由来とされています。
皆さん、「立春」どころかまだまだ冬本番の寒い日々が続いていますが、3日は家族と一緒に豆まきをして、厄を払って福を呼び込みましょうね(笑)?
今日は、ここまでです。